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再生可能なエネルギーで発電した電気を
電力会社が一定期間、決められた価格で買い取る制度。


小水力発電プラントとは、水の位置エネルギーを利用してランナ(羽根車)を回転させ、電気エネルギーに変換する発電機のこと。
昔から存在する成熟した技術と言われていますが、水車の形状や各装置の配置などを工夫することで発電効率などを向上させることができ、現在も技術革新が続いています。
従来、水力発電は河川の流れを利用したものが大部分でしたが、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の開始後、農業用水・工業用水・上下水道・一般工業プラントの冷却水や排水など、わずかな水力エネルギーを利用した小水力発電プラントが売電事業につながると注目を集め、全国各地で設置が増えています。とりわけ近年増加しているのが、地方自治体の売電事業案件です。税収の確保に苦労している地方自治体にとって、売電収入は決して小さくない財源。しかも、小水力発電は太陽光発電や風力発電のように季節や天候・時間の影響を受けず、安定収入をもたらすことから、注目度は上がっています。


当社は長年に渡り、全国の電力会社の小水力発電プラントの保守にかかわってきました。そして当社独自の技術を磨き、設計・製造に活かすことを繰り返してきました。社内には20代から70代まで幅広い年齢層のエンジニアが在籍しており、代々のエンジニアの知識とノウハウが蓄積されています。設計図を見ているだけではわからない現場の課題を解決するには、こうした経験の積み重ね、言ってみれば「現場力」が重要です。
また、小水力発電プラントに関する業務をワンストップサービスで請け負うことも当社の強みです。現地調査へ足を運び、お客様のご要望を熟知するエンジニアが設計を担当。同じエンジニアが製造部門とやりとりしてものづくりにも関わり、設置・保守・修理にももちろん参加します。「一点もの」のプラントをもっともよく知るのは設計者です。設計者自ら保守・修理までこなすことができるのは、ワンストップサービスを展開する当社だからこそです。

日本の国土は決して広いとはいえず、化石燃料資源も豊富とは言えませんが、包水量だけは世界有数といわれています。水は人間にとって命の源であり、なんら人体や環境への悪影響がありません。
流れる水さえあれば動く小水力発電プラントは化石燃料をいっさい使わず、資源の枯渇や地球温暖化問題とは無縁の存在。持続性の高いエネルギー源として、産業社会や人々の暮らしに貢献しています。
水力発電
水の力で水車を回転させ、発電する方法
ダム建設不要の「小水力発電」
環境配慮型の設備